蠍座の新月と真実の探求

Posted by yukie-sonia on 26.2014 占星術 0 comments 0 trackback
こんにちは。

一昨日、蠍座の新月を迎えました。


太陽の位置する星座ごとに、魂の進化のテーマがあります。

天秤座の後半は、
「知・情・意」のバランスをとること、「知恵」の完成へと向かうプロセス、
でした。

個性を超越した、普遍的な人間像を考える・・・
完全な均整のとれた心身を追求したいという願望・・・

天秤座中盤では、皆既月食が起こり、
火のグランドトラインに加え、牡羊座の天王星の真逆のラインに、
風の天秤座の太陽や金星(現在は水星)が位置して「カイト」を形成。

火の直感に、風の知性がブレンドされ、
生産性・創造性が加わるというお話をしましたが・・・

皆さん、どんな体験をされましたか?

個人的には、天秤座終盤のタイミングで
長い間、眠らせてきた整体の経験を生かして、
新メニューを発表しました。

【マイナス10歳美肌&体年齢を目指す!ボディバランス調整】 
http://bringheaven.net/original8.html

このボディケア部門が加わったことにより、私のコンセプトとしていた
「メンタル(思考)+スピリチュアル(魂)+ボディ(身体)バランス」の
基礎となるメニューが完成しました。

いろんな偶然が重なり、このタイミングで発表できたのも、
星の影響もあったように思います。
(・・・出生図にも大きく影響してました)


同じタイミングで、牡羊座・天王星と山羊座の冥王星がスクエアをとっていました。
(現在も続いてます)

これは、社会や国家での「破壊と再生」という意味を持っています。

皆既月食のあたりで、
マララさんがノーベル平和賞を受賞したというニュースが世界的に流れる一方・・・

日本では、
政府が「女性の社会進出」を推進するような施策を打ち出しながらも
先日、不透明な資金疑惑?で、2人の女性大臣があっけなく辞任するニュースが流れました。

新しいもの、他と違うものは、「スケープゴート」にされてしまう。

スケープゴート・・・いけにえの山羊 (やぎ) の意。
旧約聖書より。贖罪 (しょくざい) のため、やぎに罪を背負わせて野に放ったという故事から、この言葉が生れた。
転じて,現在では民衆の不満や怒りの解決のために、代りに攻撃の標的とされてしまう者。

少数の支配者が優位でいるための古く固まったシステムは、
遠く離れた、武器を持つ国だけの話ではなく、
発展国のこの日本でもまだまだ健在のようです。

しかし、このようなニュース(女性大臣辞任)が流れても、
これ、おかしいでしょ、という人が増えているなら、
これまでの日本とは違ってくるはず・・・

民衆の思いが膨れ上がって、もうゴマカシは通用しないとなれば、
表面的なパフォーマンスではない、
真の「破壊と再生」がおきてくるのではないでしょうか。

山羊座・冥王星-牡羊座・天王星のスクエアは、
2017年前半(オーブ5度以内)まで続きます。


蠍座のお話をするつもりが、天秤座後半の総括みたいなお話で、
長くなってしまいました。

太陽は昨日より、蠍座に入宮しています。
蠍座の意味を見ていきましょう。

地球から見ると、太陽は1日に約1度、位置が移動しています。
牡羊座から始まる12星座は、1つの魂のストーリーにたとえられます。
(参考:「神秘のサビアン占星術」 松村潔著)

「牡羊座・牡牛座・双子座」は、
個人の可能性と能力を築き上げるステージ。

牡羊座「目的の探求」

牡牛座「実体化」

双子座「知性・思考の形成」

「蟹座・獅子座・乙女座」は、親しみを持って参加できる、
狭い範囲の社会との結びつきが深まるステージ。

蟹座「身内意識と情感」

獅子座「創造性。情熱と表現欲求」

乙女座「調整と浄化。自己訓練と内省」


このあと、牡羊座から乙女座までの「個人の成長のプロセス」を終え、
魂は、自我を超越するための、新しいステージを迎えます。

天秤座から魚座までの、後半6星座は、
「集合的、社会的な領域での進化」がテーマです。

集合性の始まりである天秤座では、
「人との関わりの中で、自分はどう生きればいいのだろうか」
ということを模索します。

そして後半では、個性を超越した、客観的で均整のとれた人間像や
普遍的な知恵を追求しました。


蠍座では、さらなる自己実現を目指して、
ダイナミックな強い感情に引かれていきます。

蠍座を支配するのは、「冥王星」です。
冥王星は、力、ものの見方、極端化、死と再生、破壊と再生、
変化と成長、黄泉の国、潜在意識などの意味。

天秤座で獲得した知恵に加えて、
「力」を付け加えたいという衝動が、内面に沸きおこってくるようです。
権力欲、支配欲・・・

蠍座前半では、力を得るために、
興味を感じる対象との一体性がテーマとなります。

これは、他者との1対1の一体化だけでなく、
共同体、組織、企業などへの献身も表します。

蠍座は、水の不動宮。
水は感情。不動宮ですので、湖のような動かない水。
人間でいうならば、心の奥。潜在意識。

蠍座後半では、より高度な対象を求めるようになり、
精神的な対象に、内面的に同化していくことを学ぶようです。

目に見えない死者や神霊との一体化など、
精神的なものとの同化を好み、巧みになっていく・・・

そこから、
自己の限界を突破していきたいという願望が生まれるようです。
横暴的な力ではなく、精神的に深いものを理解し、洗練させていく。


1つの星座を思いっきり体験したあと、
足りない部分を補うように、次の星座が現れます。

天秤座では、交流を盛んに広げることはしましたが、
内面まで深く関わりあうことはありませんでした。

蠍座は、その限界を超えるために備わった質です。
うまくいっても、だめであっても、一つのことを追求する強さを持っている・・・

キーワードは、「変化と一体化」・「死と再生」
対象と関わり、変化することで、新しく生まれ変わっていく・・・

蠍座の支配星は、冥王星です。
よって、潜在意識(無意識)に影響してくる感じでしょうか。

力とか、変化とかいうと、少し怖いかもしれませんが、
気負わず、無理せず・・・
自然体のほうが、受けとれるかもしれませんね。

起きること、どんなことも、人生の体験として、
楽しめますように。


「天秤座の新月と火のグランドトライン」
http://ameblo.jp/yuup-sonia2010/entry-11929925837.html

「宇宙の4元素とシンクロニシティ」
http://ameblo.jp/yuup-sonia2010/entry-11802332547.html

「魂のストーリーを知る~12サインの意味~」
http://ameblo.jp/yuup-sonia2010/entry-11801545573.html

「カーディナルクロスを知る~活動宮の時代~」
http://ameblo.jp/yuup-sonia2010/entry-11803950370.html


「活動宮を生きる~限界超えからの学び~」
http://ameblo.jp/yuup-sonia2010/entry-11821064997.html
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プロフィール

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Author:yukie-sonia
スピリチュアルカウンセラー(霊媒+審神者)。1999年の異常数の憑依体験(1000人以上/約3日間・寝ず食べず状態)から見えない世界を知る。このとき「地上に楽園を作ること」が使命と知らされる。地に足のついた活動をするため、その後10年社会経験を積んでいたが、2010年天の許しを得て、鑑定士デビュー。のべ7371人(2616人)の鑑定実績。(2017年3月末)
現在「Bring Heaven 天然石オリジナルブレスレット&シルクコードネックレス」店主兼カウンセラーとして、出張鑑定をメインに活動中。
近年は、最新の代替医療(エネルギー療法)や心理占星術を取り入れた独自のセッションを行っている。
認定資格&受講講座:クォンタム・エントレインメント(QE)、EFT(感情開放テクニック)、マトリックス・リインプリンティング、英国ASIACT認定 オーラソーマ・プラクティショナー、ACE(advanced clearing enegetics)、カイロプラクター、管理栄養士(病院勤務9年)など。

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